考え方
与田・・・・・でも最近は、いまの企業のシステムで、果たしてこの繁栄が継続できるかどうかという問題が出てきたわけですよ。
いままでは集団の工場労働の延長のような仕事の仕方で日本は繁栄してきたわけです。
ところが、そういうのは東南アジアなどで得意なところがどんどん出てきたということもあるし、このままでは日本の企業もそう安泰ではない、ということがはっりしてきたわけです。
そうすると、仕事の中身を変えていかないといけないんじゃないかと。
これまでの工場の延長のような仕事とか、それで儲かってきた仕組みが、環境問題などで制約を受けてきているわけです。
企業の生き方が根本的に問われる時代にきています。
生産第一主義というものから、クリエーティブな仕事のありようを追求していかないと、ダメになっていくんじゃなかと思うんです。
つまり産業革命以後の構造が、どうやら終わりに近づいてきたんじゃないでしょうか。
そういうことも相あいまって、ワイキューブ事務所という考え方は、むしろ必要なものなのかもしれません。
田中・・・・・だから企業にとっては、いままでとある程度逆の方向をとらないといけない。
恐れもあるが、それをやらない限りはサバイバルできなくなってきているということはありますね。
たとえば日本は大部屋で仕事をするし、欧米のオフィスは個室持っているとかいうけれども、どっちの方式が優れているとか論ずるのはあまり意味のないことで、基本的にはみんなが集まれる大部屋があって、一方で大部屋を指揮している課長なり部長なりも、ときどきは自分一人で考、えることのできる個室もなければいけない、ということじゃないかな。
与田・・・・・両方ないといけないですよね。
田中・・・・・その個室になり得るのがワイキューブ事務所です。